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片流れ屋根は雨漏りが危険?片流れ屋根の特徴と雨漏りの原因・対策を解説します!
2023年03月04日(土)
最近、屋根も進化を遂げ様々な形状を見るようになりました。
中にはおしゃれな形状の屋根もあり、家を印象付ける大切な役割を果たしています。
しかし、見た目だけを見て特徴を知らないまま判断すると、後悔してしまうかもしれません。
今回は、最近人気の片流れ屋根についてご紹介します。
片流れ屋根の雨漏りについても解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
□片流れ屋根とは?
片流れ屋根とは、山のような屋根ではなく、一枚の板を斜めに乗せたような形状の屋根です。
モダンな雰囲気のあるおしゃれな屋根として、最近人気になっています。
雨どいを一方向に付けておけば雨水が流れるので、コストカットにもなります。
デザイン性だけでなく、傾斜の高い方は室内も屋根が高く開放的な印象になり、敷地面積が狭くても高さを出せることが人気な理由の1つです。
また、最近ではソーラーパネルを採用する家庭が増えている中で、ソーラーパネルを設置するのに十分な面積を屋根に確保できることもメリットとして挙げられます。
それ以外にも、採光に優れていることやメンテナンスが楽なことなど、様々なメリットが存在します。
□片流れ屋根はどうして雨漏りするの?
片流れ屋根の片方には、軒がありません。
そのため、雨風や紫外線の影響を強く受けてしま外壁の劣化のスピードが非常に速いことで、雨漏りが起こりやすくなってしまうのです。
また、雨水が屋根の低い方に集中するため、結果的にもう片方も比較的劣化が速く進むことがあります。
どちらにしても屋根と外壁の隙間から雨漏りが発生するリスクを想定しておく必要があります。
対策としては、施工時に屋根と外壁の継ぎ目をきっちり塞いでもらうこと、換気を怠らないことが大切です。
屋根の隙間をなくすためには、ルーフィングを継ぎ目まで覆ってもらいましょう。
ルーフィングというのは屋根の防水機能を持ったシートで、屋根材の下に敷いて雨水の侵入を防ぐのが役割です。
また、隙間をきっちりブロックするため接合部をコーキングしてもらいます。
徹底的に隙間をなくすことを意識しましょう。
さらに日ごろから湿気を十分に逃がすことで屋根の劣化を防げます。
屋根裏に空気の流れを生み出すために、換気を心掛けてください。
コーキング材の劣化や雨漏りの初期症状がないか、定期的に雨漏り点検をしてもらうのも有効な方法です。
当社でも無料で雨漏り診断を実施しているので、お気軽にお問い合わせください。
□まとめ
一枚の板を斜めに設置したような、モダンでおしゃれな形状の片流れ屋根。
デザインだけでなく、室内の天井を高くしたり採光に優れていたり、メリットも豊富なのが特徴です。
一方で、片側に軒がないことや雨水が低い方に集中することが原因で雨漏りが起こりやすいというデメリットもあります。
しっかり隙間を塞ぐ、十分換気する、定期的に雨漏り点検を依頼するなどの対策をとって、雨漏りを防ぎましょう。
雨漏りで困りごとやご依頼がありましたら、お気軽に当社までお問い合わせください。
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