築年数が経ってきて外壁の塗料が劣化すると、見た目が綺麗でないだけではなく雨漏りのリスクにも繋がります。
そのため、ひどくならないうちに外壁塗装を依頼する必要があります。
そんな時悩ましいのが、外壁に採用する色。
せっかくならおしゃれな色にしたいと思っていても、何色が良いかうまくイメージできませんよね。
今回は外壁塗装をお考えの方に向けて、色決めの方法や注意点をご紹介します。

□外壁のカラーシミュレーションの方法

外壁塗装の色を決める際には、カラーシミュレーションという方法がおすすめです。
もちろん外壁塗装を依頼する会社では色見本を取り寄せられるのが一般的ですが、大きな面積の外壁全体で見るとイメージが違ったということもよくあります。
カラーシミュレーションは実際に家の写真に対して好みの外壁の色を合わせられるサービスで、より完成に近い形でイメージできるのが特徴です。

カラーシミュレーションでは、パソコンに住宅の写真を取り込んで専用のソフトやサイトでカラーパターンをシミュレーションします。
施工会社に依頼すれば作ってもらえるので、数パターン選んでお願いしてみましょう。

□色を決める時の注意点

＊奇抜すぎる色を選ばない

蛍光色のような、あまり家の外壁に使わない色味はなるべく採用しないことをおすすめします。
実際に塗ってみたときに思っていたイメージと違うことが多く、家単体では満足しても近所で浮いてしまい、悪目立ちします。
なるべく自然に近い、イメージしやすい色味を採用しましょう。

＊カラーシミュレーションに頼りすぎない

色の組み合わせをイメージするのに役立つのがカラーシミュレーションですが、パソコン上の色味と実物では大きく印象が変わることがあります。
外壁塗装は失敗しても簡単に色を変更できるわけではありません。
カラーサンプルは必ず大きめで取り寄せ、自分の中で納得できる色味を採用してください。

＊塗装現場を実際に見に行く

より色のイメージをはっきりさせるために、実際に塗っているところを見に行くことをおすすめします。
塗装工事は、下塗りの段階である程度色味が決まります。
その後上塗り塗料を塗布して仕上げるのですが、その段階でどうしても気に入らなければ施工会社に問い合わせてやり直せるか相談してみましょう。
塗装が始まったら放置するのではなく、定期的に色味を見に行くことが大切です。

□まとめ

今回は色決めの方法として、パソコンに写真を取り込んで色を変更するカラーシミュレーションを紹介しました。
色決めは慎重に自分の理想に近い色味を決める必要があるので、失敗しないためにも奇抜すぎる色を選ばないこと、カラーシミュレーションを頼りすぎずサンプルを取り寄せること、実際に塗装現場を見に行くことなどの注意が必要です。
外壁塗装についてほかにもご不明な点がございましたら、お気軽に当社までお問い合わせください。