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外壁の遮熱塗装の効果について紹介します!
2022年09月23日(金)
外壁の遮熱塗装は、名前からも分かる通り、熱を遮る効果がある塗装ですが、それ以外にも様々なメリットがあります。
遮熱塗装を施すことで、どのようなメリットが期待でき、どのようなデメリットが懸念されるのでしょうか。
今回は、外壁の遮熱塗装の効果について紹介します。
□遮熱塗装のメリットとデメリットについて
*メリット
1つ目は、夏場でも快適に過ごせることです。
遮熱塗料には、太陽光を反射して室内を快適な温度に保つ効果があります。
この効果により、猛暑日でも室内が厳しい暑さになることはありません。
塗装によって、室内の体感温度は2から3度下がると言われています。
2つ目は、電気代を節約できることです。
室温が下がることは、当然電気代の節約にも繋がります。
室温が1度下がると、約10パーセントの電気代を節約できると言われているので、遮熱塗装により約20から30パーセントの節約に繋がるでしょう。
3つ目は、耐用年数が長くなることです。
遮熱塗料の耐用年数は最低でも10年、長いものでは20年あります。
これは一般的な塗料の約1.5から2倍なので、メンテナンスの面でも優れていると言えます。
*デメリット
1つ目は、コストが高いことです。
性能が高いため、当然コストも一般的な塗料よりも高くなります。
安価なシリコン塗料は1平方メートルあたり約2,000円なのに対して、遮熱塗料は4,000から5,000円です。
ただし、耐用年数から考えるとメンテナンスの頻度を抑えられるので安価で寿命が短い塗料よりは経済的と言えます。
2つ目は、冬場の保湿効果がないことです。
遮熱塗装は、夏場の暑さは軽減できるものの、保湿効果がないため、冬場の寒さはあまり防げません。
東北や北海道などの冬が長い地域では適していないと言えます。
□遮熱塗装と相性の良い家とは
遮熱塗装は、金属屋根や板金外壁の住宅との相性が良いです。
金属屋根は熱を伝えやすいため、熱を遮る性質のある遮熱塗装と組み合わせるのが効果的です。
また、同じく熱を伝えやすい性質が特徴の吹き抜けのある住宅に関しても相性が良いです。
さらに、遮熱塗料は濃い目の色に温度差を発揮するので、黒系の外壁の住宅にも導入すべきでしょう。
□まとめ
今回は、外壁の遮熱塗装の効果について紹介しました。
遮熱塗装は、夏場の厳しい暑さを防ぎ、耐用年数を上げる効果があります。
冬場が長い地域との相性は悪いですが、熱を伝えやすい性質がある住宅との相性は非常に良いのでおすすめです。
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