外壁の色としては見かける機会も多く人気の高い色と言える白ですが、外壁を白くすることでどのようなメリットが期待できるのでしょうか。
また、白は汚れが目立ちやすい色なので、汚れが目立たないようにする工夫も知っておく必要があるでしょう。
今回は、外壁を白にするメリットと後悔しやすいポイントを紹介します。

□外壁を白色にするメリットとデメリットについて

＊メリット

1つ目は、清潔感と高級感を演出できることです。
白は清潔感だけでなく、高級感も連想させる色です。
そのため、家全体の印象をより綺麗に、より高級な印象にできるでしょう。
特に、外国の住宅との相性が良く、全体を白で統一することで爽やかで高級感のある洋風住宅ができあがるでしょう。

2つ目は、他の色との組み合わせが簡単なことです。
白は無彩色なので、同じ無彩色の黒や灰色だけでなく、有彩色の茶色や青など色々な色との相性が良いです。
また、ツートンカラーの外壁の仕切り部分に白を合わせるという使い方でおしゃれな雰囲気を演出できるでしょう。

3つ目は、部屋の温度が上がりにくいことです。
白は光を反射する色なので、熱がこもりにくいです。
断熱材によっては室内温度の上昇を抑える効果も期待できるでしょう。

＊デメリット

1つ目は、汚れが目立ちやすいことです。
白の最大のデメリットで、最も後悔しやすいポイントだと言えます。
ホコリや泥などの汚れが少しでも付いたらかなり目立ってしまいます。
他にも、苔やカビなどの緑色の汚れも目立ちやすく、子供がボール遊びで付けた傷も見た目が悪くなる原因となります。

2つ目は、白だけだと単調な見た目になることです。
白は非常にシンプルな色なので、ただ単色で塗装にしただけでは味気ない見た目となり、飽きがすぐに来てしまうでしょう。

□汚れへの対策とは

汚れへの対策としては、単色の外壁にしないことが挙げられます。
白だけでなく他の色と組み合わせることで、汚れの目立ちやすさを軽減できます。
また、雨対策を徹底することも重要です。
雨はカビの原因なので、外壁が雨にさらされないように雨樋のメンテナンスを欠かさないようにしましょう。
さらに、耐汚性の高いシリコン塗料を使うのも効果的です。

□まとめ

今回は、外壁を白にするメリットと後悔しやすいポイントを紹介しました。
外壁を白にすることで家を清潔感のある印象にできますが、汚れが目立ちやすくなります。
今回紹介した汚れ対策を参考にして、綺麗な外壁を維持しましょう。