塗装のお役立ち情報
真夏に屋根・外壁塗装は行っていいのか?
2022年07月11日(月)
日中の外気温が連日30℃を超える真夏は外壁塗装工事を行っていいのか?
『暑すぎると塗装に良くないのでは?』
塗装工事を検討していく上で、季節や温度は気になる部分です。
1.真夏の屋根温度は?
真夏の日中は屋根の温度が非常に高くなります。
屋根表面の温度は50℃~70℃にもなると言われており、非常に高温の為、長時間作業を行う事はできません。
真っ黒な屋根の場合、目玉焼きができる!ほどの温度です。まともに歩く事すらできません。
2.塗料は問題ないのか?
塗装ができない気温は下記のように指定されています。
気温 5度以下 湿度 85%以上
各塗料メーカーは湿度と下限温度の指定はされていますが、温度の上限は指定されていない事がほとんどです。
塗料にとっては乾かないという事が重要視されています。
では高温時はどのように対応するか?
塗料には希釈率という、塗料を薄める幅が設定されていますが、夏場は乾きが早いので希釈率を最大にして行う事で調整しています。
3.希釈率を調整すれば塗装は行えるのか?
3-1 屋根塗装の場合
いくら希釈率を多くしても50℃を超える屋根に塗装した場合、塗った直後に乾燥や蒸発が進みます。傷んだスレート材を塗装する場合は下塗り材を屋根材に浸透させてやる必要があり、あまりに熱いと浸透する前に蒸発してしまいます。その場合は何度も塗装を行う必要性が出てきます。
3-2 外壁塗装の場合
外壁塗装の場合は、周囲を足場のシートに囲まれておりますので、作業は日陰で行っている状態です。気温は高いですが、直射日光を受けている訳ではありませんので、神経質になることはありません。しかし、午前は西面・午後は東面など、陽の当たる時間は避ける方が良いでしょう。
4.真夏の塗装で注意すること
4-1 施工部分を時間で変える
屋根など高温になる部分の塗装は朝・夕方など、比較的温度が低い状態で施工することが大切です。外壁は陽の当たる面を避けて塗装すれば問題ありません。
4-2 乾燥具合を確認すること
塗装する面を実際に触り、暑いと感じるのであれば塗装することは避けつつ、実際に塗布してからも乾燥が早すぎないか?浸透しているか?など、確認しながら施工することが大切です。
4-3 熱中症に注意!
真夏の塗装は塗料の問題だけでなく、施工を行う職人の体調も大事です。気温が35℃の中、体を動かし続ける職人はとても過酷な状況で働いております。
何年も毎日、外仕事しているとはいえ、体が慣れる前の初夏は熱中症の危険が高いので、しっかりと水分補給と休息を取りながら施工しなければなりません。また、高所での作業の場合は無理をすると墜落やケガの原因になります。
最近は空調服という作業着に扇風機がついている服が主流となり、以前に比べると真夏も少しは快適に作業ができるようになってきています。
まとめ
いかがでしょうか?真夏に注意することは気温だけでなく、塗る材料の表面温度に注意することと、職人さんの体調管理です。
暑い時は無理はせず、仮に工期が少し長くなっても仕上がり優先で塗装工事を行いましょう。
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