外壁塗装ではどの塗料を使うのかが非常に重要で、その後のメンテナンスの回数や費用が変わってきます。
これから外壁塗装をしたい方は、現在主流の塗料の特徴やメリットとデメリットを把握しておくと良いでしょう。
今回は、塗料の種類について紹介します。
外壁塗装をお考えの方は、ぜひお役立てください。

□外壁塗装で使われる塗料の種類について

1つ目は、アクリル塗料です。
リーズナブルな価格で、発光が良いメリットがあります。
また、弾性のタイプはクラックへの追従性があるのも良い点です。
一方で、耐用年数は他の塗料と比べて短く、透湿性が高く水分を嫌う外壁材とは相性が悪いデメリットもあります。

2つ目は、ウレタン塗料です。
建物のどの部分にも塗れて、価格も安いメリットがあります。
しかし、最近では後述するシリコン塗料とのコストの差がなくなっているため、人気の塗料であるとは言い切れないでしょう。

3つ目は、シリコン塗料です。
シリコン塗料は、他の塗料に比べて製品が多く世に出ており、購入する際の選択肢が多い種類です。

また、多くの製品が生まれたこともあり、生産管理のノウハウが蓄積されているのもメリットとして挙げられます。
ただ、製品の種類が多すぎてシリコン塗料というくくりだけで選ぶと失敗してしまうリスクがあることに注意しなければなりません。

□どの塗料が人気なのか

現在最も人気がある塗料は「パーフェクトトップ」です。
パーフェクトトップは、日本ペイントから発売されている微弾性のラジカル制御塗料で、シリコン塗料の一種です。
酸化チタンと光の安定剤によるラジカルを制御する特徴があり、他のシリコン塗料よりも低汚染性があります。

ラジカル制御塗料はチョーキング(塗膜が白い粉状になる)を引き起こす物質であるラジカルを制御して、耐久性を向上させられるように開発された塗料のことを言います。

現在はシリコン塗料の中でもラジカル制御が主流であり、耐用年数は10〜12年程度でものによっては15年以上持つタイプもあります。
特に欠点がなく1度使った人は継続して使い続ける傾向があるため、最も信頼のおける種類と言えるでしょう。

□まとめ

今回は、塗料の種類について紹介しました。
塗料にはリーズナブルなアクリル塗料、高い汎用性と低コストのウレタン塗料、種類の多いシリコン塗料がありました。
最も人気で多くの人に選ばれているのは、シリコン塗料の一種であるラジカル制御塗料であることを覚えておきましょう。

 

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