住宅が古くなってくるとだんだん現実味を帯びてくるのが、定期的なメンテナンス。
特に外壁や屋根の塗装は、住宅を守るために非常に大切です。
しかしその中で心配のタネになりがちなのが、ご近所トラブルではないでしょうか。
家同士の距離が近い住宅街ではなおさら、気になるところですよね。
今回は、外壁塗装中のよくあるご近所トラブルやその防止策をご紹介します。

□外壁塗装では隣家に迷惑をかけてしまうことも

実は外壁塗装によるご近所トラブルは、どの現場であっても頻発しています。
塗装会社が近所の家に足場を組む環境や音、塗料の臭いがすることを考えると、仕方がないかもしれません。
しかし、諦めて施工しない、という選択はあまりおすすめできないので、できる限り予防することが大切です。
まずはどのようなトラブルが起きているか、しっかり把握しておきましょう。

1．騒音について

外壁塗装中はほぼ毎日騒音が発生します。
足場の組み立てや解体、高圧洗浄の音や現場の話し声は、すべて普段では聞きなれない異音です。
ストレスに耐えられず近所から苦情が来る時も、内容は音に関するものが多い傾向にあります。

2．臭いについて

上記と同様に、塗料の臭いについても苦情がよく寄せられます。
外壁に使う塗料にはシンナーが含まれており、不快に感じる方が多いのです。

3．塗料が家や車に付着した

塗装作業中に外壁の塗料が飛散して、ご近所の私物が汚れてしまったケース。
一般的に汚れ防止のために養生やシートなどの措置を施しますが、養生が甘いと汚れが付着することがあります。
これもトラブルの原因として良く挙げられます。

ではこれらのトラブルは、どのようにして予防できるのでしょうか。

□外壁塗装でのご近所トラブルの対処法

トラブルの事例を見て「自分には対処できない」と諦めてはいけませんか。
発生してからの解決より、トラブルの予防に注力しましょう。

外壁塗装が決まったら施工の1週間前を目安に必ずご近所に挨拶に行きましょう。
ご近所に工事があることを説明し、理解しておいてもらうことでトラブルがぐっと減ります。
また施工期間を提示しておくことで、「ここまでなら」と我慢のラインも作ってもらえます。

万が一塗料でご近所の方の私物が汚れてしまったときは、自分でどうにかしようとせず必ず施工会社に相談してください。
塗装中の施工ミスは施工会社が謝罪や弁償などの対応を取らせていただきます。

□まとめ

外壁塗装中は異音異臭や塗料の付着などにより、ご近所とのトラブルが後を絶ちません。
ご近所トラブルを防止するならとにかく大切なのが、ご近所の理解を得ておくことです。
施工の1週間前にご近所に挨拶に回り、どのような工事がいつまで続くのか、どのような注意点があるのかをしっかり説明しましょう。
外壁塗装をご検討中の方は、お気軽に当社までお問い合わせください。