外壁塗装をする際に、屋根の塗料についても検討している方はいませんか。
屋根の塗料には、遮熱塗料という、機能面において非常に優れているものがあります。
この記事では、その遮熱塗料とは何かについてと、遮熱塗料のメリットについてご紹介していきます。
ぜひ、塗料を選ぶ際の参考にしてください。

□遮熱塗料とは何かについてご紹介します！

遮熱塗料の定義についてご紹介します。
遮熱塗料の機能は、その名の通り熱を遮ることで室内の温度上昇を抑えることです。
これは、熱を発している太陽光を反射させることで、屋根に熱を貯め込まない仕組みになっているからできていることです。

また、耐用年数は10〜20年ほどとなっており、屋根によく使われる別の塗料である断熱塗料よりも少し短いです。

□遮熱塗料のメリットとは？

遮熱塗料には、先ほど紹介した室内の温度上昇を抑えるだけではなく、様々なメリットがあります。
ここではそのうちの3つのメリットをご紹介します。

1つ目のメリットは、節電・省エネにつながることです。
これは主に夏にメリットとなる効果ですが、遮熱塗料には熱を遮る機能があるため、室温が高くならずにエアコンの使用料を10〜20％程削減できます。

また、エアコンをつけないことによって、CO2の排出も減るので、地球にも優しい塗料ということになります。

2つ目のメリットは、屋根の建材に対する熱損傷を防げることです。
一般的に屋根が劣化する理由は、熱の作用を受けることによるものです。

しかし、遮熱塗料の場合は熱を反射してくれるため、屋根の表面温度が熱くならずに、屋根の建材へのダメージが少ないです。
そのため、屋根の劣化スピードは一般のものと比べて遅いです。
ただ、遮熱塗料を使っていても風や雨などの要因で劣化する場合もあるので、劣化が確実に遅くなるという保証はできません。

3つ目のメリットは、助成金を使って塗装工事ができる可能性があることです。
このメリットが受けられるかどうかは、自治体によりますが、自治体によっては遮熱塗料で塗装工事すると省エネ効果があることから助成金を受け取れる場合があります。
塗装工事をする前は、ご自身のお住いの自治体の助成金制度を調べてみると良いでしょう。

□まとめ

この記事では、遮熱塗料についてご紹介してきました。
遮熱塗料はご紹介した通り、多くのメリットがある塗料ですが、これを万能な塗料だと思ってはいけません。
劣化にしても室内温度にしても、不安要素をすべて取り除くには定期的なメンテナンスが必要です。
ぜひ遮熱塗料を使って、快適な生活を送りましょう。