2022年06月17日
宝塚市で梅雨に外壁塗装はするべきなのか?
宝塚市・西宮市の外壁塗装・屋根塗装ならプロタイムズ宝塚南店(かがやき工房)
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スタッフブログをご覧いただきありがとうございます。
兵庫県宝塚市を中心に、川西市・伊丹市・西宮市で屋根塗装・外壁塗装を行なっている、かがやき工房です。
**「そろそろ外壁・屋根のメンテナンスを検討中の方の中には、主流になりつつある遮熱塗装って実際に効果があるのかな?」**と気になっている方は、いらっしゃるのではないでしょうか。
宝塚市にお住まいの方からも「とにかく2階が暑い!」というお声を多く頂きます。2階に上がるために階段を半分上がったところで室温が一気に変わるなんてことは皆様も経験があるのではないでしょうか?
近年は全国的に夏の気温が年々高くなる傾向が続いており、宝塚周辺でも例外ではありません。気象庁のデータ(宝塚に最も近い神戸地方気象台の観測値)を見ると、7月の日最高気温の月平均は2023年が31.4℃、2024年が32.1℃、2025年が33.5℃と、ここ数年でも上昇が見られます。日陰でこの温度ですので実際の体感気温はもっと暑いのではないでしょうか?
この記事では、屋根の遮熱塗装の効果と、実際の宝塚周辺の気温データをもとにした効果の目安を、外装のプロであるかがやき工房がわかりやすく解説します。
目 次
結論として、遮熱塗装には屋根表面の温度上昇を抑える効果があります。
遮熱塗料は太陽光に含まれる近赤外線を反射する性質を持っており、屋根材そのものが熱くなりにくくなります。これにより、屋根から室内へ伝わる熱の量を減らすことが期待できます。
一般的な目安として紹介されているのは、次のような数値です。
| 項目 | 効果の目安 |
|---|---|
| 屋根表面温度 | 最大15〜20℃程度の低下 |
| 室内温度 | 1〜3℃程度の低下 |
| 冷房費 | 室温低下にともなう間接的な削減効果 |
ただし、これらはあくまで一般的に紹介されている目安であり、「エアコンがまったく不要になる」「どんな住宅でも温度が下がる」といった過度な期待は禁物です。効果の程度は住宅ごとの条件によって異なるため、次の章で仕組みと合わせて詳しく解説します。

遮熱塗料は、太陽光に含まれる目に見えない近赤外線を反射する特殊な顔料を配合した塗料です。
通常の塗料が太陽光の熱を吸収しやすいのに対し、遮熱塗料は熱の吸収を抑えることで、屋根表面の温度上昇を軽減します。屋根表面の温度が下がれば部屋内に伝わる温度も下がります。
遮熱塗料とよく似た言葉に「断熱塗料」がありますが、役割は異なります。
| 種類 | 主な役割 | 効果が出やすい季節 |
|---|---|---|
| 遮熱塗料 | 太陽光の熱を反射し、表面温度の上昇を抑える | 主に夏 |
| 断熱塗料 | 熱の伝わり方そのものを抑え、内部への熱移動を遅らせる | 夏・冬とも |
どちらが適しているかは、住宅の断熱状況によって異なります。私たちの経験としては塗膜程度の厚みでは、断熱を行う事は難しいと考えます。断熱の基本は空気の層の厚みが重要です。
遮熱塗料は色によって反射率が異なり、一般的に明るい色の方が反射率は高くなる傾向があります。また、経年による汚れの付着は反射率の低下につながるため、定期的なメンテナンスも効果を維持するうえで重要です。
【図解挿入:宝塚周辺7〜9月の気温推移と屋根表面温度の目安を示すグラフ】
結論として、宝塚周辺は7月〜9月にかけて日中の最高気温が30℃を超える日が多く、屋根表面はそれ以上の高温になっていると考えられます。
宝塚市には気温を観測する専用の気象庁観測地点がないため、直線距離で最も近い神戸地方気象台のデータを参考値として紹介します。宝塚市も同じ阪神間に位置し夏の気候傾向は近いと考えられますが、内陸側にあるぶん、日中の気温はやや高くなる可能性があります。
| 年 | 7月 | 8月 | 9月 |
|---|---|---|---|
| 2023年 | 31.4℃ | 33.9℃ | 31.5℃ |
| 2024年 | 32.1℃ | 34.5℃ | 32.2℃ |
| 2025年 | 33.5℃ | 33.2℃ | 30.9℃ |
※気象庁「過去の気象データ検索」(神戸地方気象台)をもとに作成。あくまで観測地点の月平均値であり、宝塚市内の実際の気温とは差が生じる場合があります。
このように、近年は7月から気温30℃を超える日が増え、8月には34℃台に達する月平均値も見られます。屋根は直射日光を受け続けるため、日中の屋根表面温度は気温よりもかなり高くなり、夏場は60℃を超える温度になることもあります。
実際、夏場の屋根塗装は朝の涼しい時間か夕方の気温が下がってきた時間しか施工できません。理由としては職人の体力や足裏が温度に耐えれないのと、屋根表面が暑すぎて塗料が塗布した瞬間に揮発してしまいます。
このような気温環境を踏まえると、遮熱塗装によって屋根表面温度は最大15〜20℃程度、室内温度は1〜3℃程度下がるという目安が、業界で広く紹介されています。
例えば、日中の屋根表面が60℃近くまで上昇する真夏日に、この目安が当てはまる場合、表面温度が40℃台まで抑えられる可能性があるということになります。
ただし、これはあくまで一般的な目安であり、実際の効果は以下の要素によって変わります。

遮熱塗装は「塗ればどれでも同じ効果が出る」というものではありません。ここでは、費用をかけて施工する以上、効果をしっかり引き出すための判断ポイントを整理します。
| 項目 | 内容・判断基準 | 補足・選び方のコツ |
|---|---|---|
| 日射反射率 | 製品によって差がある | メーカーの仕様データを確認する |
| 屋根の色 | 明るい色ほど反射率が高い傾向 | 意匠性とのバランスも考慮する |
| 断熱材の有無 | 断熱材がない住宅ほど効果を実感しやすい傾向 | 断熱リフォームとの併用も検討 |
| 屋根の向き・立地 | 南向き・西向き、周囲に日射を遮るものが少ない住宅ほど効果を感じやすい | 現地調査で確認が必要 |
| メンテナンス | 汚れの付着で反射率が低下する | 定期的な点検・洗浄を行なう |
遮熱塗装はあくまで「熱の負担を軽減する」ための塗装であり、断熱リフォームや換気改善など、他の対策と組み合わせることで、より快適性を高められる場合があります。

季節ごとの寒暖差や湿気、紫外線といった環境の影響を受けやすい宝塚市では、屋根の劣化を防ぐための定期的なメンテナンスが欠かせません。
近年は夏の気温上昇が続いており、屋根表面の温度上昇を抑える遮熱塗装は、暑さ対策の選択肢のひとつとして検討する価値があります。効果の程度は住宅の断熱性能や屋根の形状、色などの条件によって差がありますが、同じように屋根材の保護を目的とした塗装工事を行うのであれば、遮熱効果のある塗料を採用することは最適解ではないでしょうか?
中には塗装工事自体が行えない屋根や、塗装をしても保護に繋がらない屋根もありますので、まずは現地調査でご自宅の状態を確認することをおすすめします。
かがやき工房では、地域に根ざした施工実績を活かし、お住まいに合った遮熱塗装プランをご提案しています。
屋根塗装・外壁塗装をご検討の際は、お気軽にご相談ください。
Q1. 遮熱塗装は雨の日や曇りの日でも効果がありますか? 遮熱塗装は太陽光を反射する仕組みのため、日射がある晴天時に効果を発揮しやすい塗装です。曇天時は効果の実感が小さくなる傾向があります。
Q2. 遮熱塗装だけで結露対策になりますか? 遮熱塗装は主に日射熱の軽減を目的としたものであり、結露対策とは仕組みが異なります。結露が気になる場合は、換気や断熱の状況も含めて確認することをおすすめします。
Q3. 遮熱塗料は外壁にも使えますか? 外壁用の遮熱塗料も存在しますが、屋根用とは求められる性能が異なる場合があります。
Q4. 既存の屋根材によって遮熱塗装ができない場合はありますか? 屋根材の種類や劣化状況によっては、下地処理や別の工法が必要になる場合があります。現地調査での確認が必要です。
Q5. 遮熱塗装の効果はいつ頃から実感できますか? 施工直後から屋根表面の温度上昇抑制効果は期待できますが、室内の体感については季節や住宅条件によって差があります。