塗装のお役立ち情報
外壁塗装の塗装の種類によって乾燥時間に違いはある?
2023年05月24日(水)
住宅のメンテナンスのため、外壁や屋根の塗装は避けられないことです。
しかし施工期間や工事の流れなどを知らないで依頼すると、ご近所とのトラブルやスケジュール上でのトラブルを生み出しかねません。
そのため今回は、外壁塗装の際に知っておいていただきたい乾燥時間についてご紹介します。
□塗料の乾燥時間は仕上がりを左右する
外壁塗装にはざっくり下塗り・中塗り・上塗りの3種類の塗装段階があり、それぞれに乾燥時間がついて回ります。
乾燥時間は、塗装した後指の腹で触れてみて塗膜が揺らがない状態になるまでの時間を表します。
乾燥時間を守らないで塗膜の形成を妨げてしまうと、後々浮きやしわなどの塗装トラブルが起こったり色が綺麗に見えなかったりと仕上がりに影響が出てしまいます。
また、外壁塗装の塗料は外壁材を紫外線や雨風から守るバリアの役割を果たします。
各塗料の乾燥時間を守らないと塗装にムラが生じ、外壁材そのものの劣化を促進する可能性もあるのです。
では実際、各工程の適切な乾燥時間はどのくらいなのでしょうか。
□各塗装工程の乾燥時間はどのくらい?
外壁塗装の乾燥時間は塗料の種類によって変わるため、すべての乾燥時間を断定することはできません。
あくまで目安ですが、一般的には各工程の乾燥時間に1~2日かかることもあることを覚えておいてください。
外壁塗装の際、完全に塗料が乾くまでに4段階の流れを踏みます。
外壁塗装の乾燥時間は以下の4段階を合計した時間です。
1.指触乾燥
2.半硬化乾燥
3.硬化乾燥
4.完全乾燥
上記の完全乾燥に達するまでの時間は1か月以上かかることもありますが、一回一回の塗装でそこまで待つことはありません。
基本的に塗料が半硬化乾燥まで乾けば、次の塗装に移行します。
ただし、途中で雨が降ってきた場合は乾燥時間が延びる可能性があります。
雨による水分が塗料に混入すると、塗料に混ざった水分量が増えるため施工不良が起きてしまうからです。
半硬化まで乾燥が進んでいればほとんど問題はなく、表面が乾けば作業は再開できますが、乾燥していないまま雨が降ってしまった場合は専用のビニールシートを被せて対応します。
雨が降ってしまって仕上がりが心配、という方もいらっしゃるかもしれませんが、職人がきちんと対応するのでご安心ください。
□まとめ
外壁塗装の際見た目には塗料が乾いているように見えても、実際にはまだ乾燥していないまま塗装を進めてしまうと、施工不良が生じる可能性があります。
塗装には下塗り、中塗り、上塗りの3種類がありますが、それぞれの乾燥時間を守ることが綺麗に塗装を仕上げる最大のコツなのです。
各工程の乾燥時間は、目安としては1~2日を想定しておきましょう。
外壁塗装をご検討中の方は、お気軽に当社までご相談ください。
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