住宅の経年劣化と共にメンテナンスとして視野に入れなければならなくなる外壁や屋根の塗装。
しかしタイミングが分からず、ずるずると施工を引き延ばしてしまっていませんか。
実は外壁塗装には、適切なタイミングというものがあります。
今回は、外壁塗装に最適な時期と季節をご紹介します。

□外壁塗装に適切な時期と劣化症状

外壁の塗り替えに適切な時期は、築10年が経過したタイミングを目安にします。
家を建ててから10年が経っていると外壁の汚れも目立ち始めますが、問題はそれだけではありません。
雨風や紫外線から外壁を守る塗装が劣化して、外壁の強度も低下します。
ヒビが入っている場合には雨漏りの直接の原因にもなり得ます。

外壁を塗装する理由は外観を美しく保つだけでなく、外壁を保護することにもあるのです。

＊劣化症状も判断材料に

築10年が経っていなくても塗装が必要な住宅も見られます。
外壁の劣化サインにも注意しながら塗装する時期を決めましょう。
以下に代表的な劣化症状を挙げてみました。

・色褪せ

家全体をぱっと見た時、全体的に新築当時よりくすんで見える場合は色褪せが始まっています。
これは外壁の塗料が劣化している初期症状です。

・チョーキング

外壁を指でこすったとき、指に白いチョークの粉のようなものが付着する現象を「チョーキング」といいます。
この症状は塗装表面の劣化が進行し、はがれやすくなっている証拠です。

・クラック

外壁に入ったひび割れを「クラック」と呼びます。
このクラックは先述の通り、雨漏りの原因になるほか、外壁全体の強度を左右する場合もあります。
この症状が見られたら早急に塗装が必要です。

□外壁塗装に適した季節とは？

では実際に外壁塗装を依頼することになった時、どの季節に依頼するのがいいのでしょうか。

一般的に外壁塗装に適した季節は春と秋、繁忙期は5月と11月です。

外壁塗装は、雨の日は塗料に雨水が混入して施工不良の原因になるため施工できません。
またあまりに暑かったり寒かったり、湿度の高い日には綺麗に施工できる条件が下がります。
そのため夏・冬及び梅雨の時期は、地域によっては施工できる日が限られることもあります。

ただし、私たちはたくさんの施工を経験してきたプロです。
どの季節であってもお客様に納得いただける仕上がりになるよう、環境や住宅の状態と相談しながら施工します。
季節はあくまで目安と思って、お気軽にご相談ください。

□まとめ

外壁塗装は家族の一生を守る住宅のための、大切なメンテナンスです。
タイミングを逃したからと放置せず、時期を見て塗装することをおすすめします。
目安は築10年が経過したタイミング、施工しやすい時期は春と秋です。
もちろんその他の季節であっても全力でお客様のご要望にお応えしますので、これらはあくまで参考程度にしてください。

外壁塗装をご検討中の方は、お気軽に当社までお問い合わせください。