自分の家の外壁はほとんど汚れや劣化が見られないため塗装については考えていないという方はいらっしゃいませんか。
外壁塗装は、住宅の寿命を縮めないためにも決まったタイミングで行う必要があります。
では、外壁塗装は具体的にどのようなタイミングで行わなければならないのでしょうか。

今回は、外壁塗装を検討中の方へ、塗装の必要性について解説します。

□外壁塗装の必要性とは

外壁塗装という言葉を聞くと、ほとんどの人が外観を綺麗にするために行うものとイメージするのではないでしょうか。
もちろん、外観を綺麗にするのも役割の1つですが、その本来の目的は「住まいを守る」ことです。
外壁塗装により住まいを守ることで、その家により長く住めるようになります。

建物は、毎日紫外線や雨などの外部刺激に晒されています。
そのため、塗膜は年月を経るごとに劣化してしまいます。
この劣化した塗膜を放置しておくと、雨漏りの原因となったり、柱の腐食に繋がります。
これらのトラブルを回避するために、塗装を施して外壁を守る必要があるのです。

□外壁塗装のベストタイミングについて

一般的に、外壁塗装は外壁を施工してから10年前後に必要になると言われています。
また、以下のような劣化症状がある場合は塗装すべきタイミングを迎えていると言えます。

・著しいチョーキング
・色褪せ
・幅0.3ミリメートル以上のひび割れ
・無数の傷
・錆の発生
・苔・藻の発生
・塗膜の膨張
・塗膜の剥がれ

上記の劣化については、使っている外壁材によって症状が見られる場合と見られない場合があります。
また、劣化症状が大きい場合は外壁塗装以外にも補修工事や張り替え・重ね張りなどが必要になることもあります。

これらの症状が認められる場合は、劣化がかなり進んでいることから、防水性が失われていると言えます。
そのままにしておくと、外壁材そのものが悪くなったり、雨漏りが発生したりします。
このようなリスクを未然に防ぐためにも、上記の8つの症状がある場合は外壁塗装を行いましょう。

□まとめ

今回は、外壁塗装を検討中の方へ、塗装の必要性やベストタイミングについて紹介しました。
外壁塗装は、外観を綺麗にする以外にも「住まいを守る」という重要な目的があります。
塗装を行うことで、その家により長く住めるようになるのです。
塗装のタイミングは、外壁の施工から10年程度が目安となります。
また、チョーキングや色褪せ、ひび割れなどの劣化症状がみられる場合にも塗装を行うべきでしょう。

 

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