おはようございます。

先日、外壁・屋根の高圧洗浄が完了した伊丹市御願塚のお家で

本当の外壁洗浄

昨日、コーキング補修の前処理でコーキングの撤去を行いました。

こちらのお家はコーキングを塗装を終えてからの化粧打ち（後打ち）で仕上げる為に、塗装工事の前にコーキング撤去を行います。

通常の外壁塗装の場合の工程は

1. 足場仮設
2. 高圧洗浄
3. コーキング撤去
4. コーキング打ち
5. 本塗装

上記が一般的な工程ですが、今回はクリアー塗装の部分もありますので工程が少し変わります。

化粧打ちの外壁塗装の工程

1. 足場仮設
2. 高圧洗浄
3. コーキング撤去
4. 本塗装
5. コーキング打ち

今回はコーキングが無い状態で塗装工事を先に行い、最終でコーキングを打ち直す工法です。

簡単に言うと新築時と同じ工法で施工いたします。

 

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では、なぜ一般的な外壁塗装の時と工法が違うのか？

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これには理由がございます。

冒頭にも少し記載しましたが、今回の外壁塗装には化粧サイディングがありますので、クリアー塗料を使用する部分がございます。

上記が化粧サイディングです。

木目調サイディングを活かすには透明のクリアーを塗る以外に方法がございません。

通常の塗料の場合は

1. 下塗り
2. 中塗り
3. 上塗り

ですが、クリアー塗装の場合は

1. 中塗り
2. 上塗り

クリアー塗装は2工程仕上げが一般的です。つまり、下塗りが無くトップコートを2度塗りで完了となります。

クリアー塗料はコーキングとの相性が良くないと言いますか、目地の上にクリアーの場合、目地上が非常に割れやすくなってしまいます。そこで外壁を仕上げてからコーキングを行う事により、割れにくくする工法です。

なんで、改修塗装の場合は先にコーキングするの？

コーキングや塗膜が劣化する要因のひとつに紫外線の影響があります。目地部分のコーキングに一層でも塗料が乗ることにより、シール材が紫外線の影響をダイレクトに受けなくなります。

車で例えると、車庫にカーポートがあるのか、無いのかのイメージです。

カーポートがあるだけで車は汚れにくく、紫外線から守られて塗装が傷みにくですよね？これと同じようにコーキングの上の塗料が紫外線からコーキングの劣化を緩和してくれるのです。

しかし、クリアー塗装の場合はクリアが硬く、少しの地震などで目地の塗膜が割れたり、剥がれたりするので後打ちを行います。

となると、化粧仕上げの方が早く痛むんじゃない？？

正解です！

車のカーポート有無と同じでやはり痛みは少し早くなります！

ではどのように対応するのか？

それはコーキング材のグレードを上げる！です！

コーキング材にもランクがあり、一般的な物から高耐久なハイグレード材料もございます。

少々お値段は上がりますが……。

もちろん外壁に使用する塗料によってコーキング材は選定します。

外壁塗料が10年前後の耐久性のシリコン塗料であれば一般的なシーリング材で問題ありませんが、近年主流のフッ素塗料や無機塗料を使用する場合は役不足となります。

外壁塗料が20年持つような場合、かがやき工房ではオート化学のオートンイクシードを使用してます。

イクシードは何といっても耐久性が素晴らしい！ただ……。高い…。

良い商品が値段が張るのは仕方ないですけど。

外壁塗装は全体のバランスが非常に大切です。

良い例

外壁塗料　＝　20年（フッ素）

屋根塗料　＝　20年（フッ素）

付帯部塗料＝　20年（フッ素）　　　　　〇　

コーキング＝　25年（ハイグレード）　　〇

悪い例

外壁塗料　＝　20年（フッ素）

屋根塗料　＝　20年（フッ素）

付帯部塗料＝　10年（シリコン）×

コーキング＝　15年（一般）　　×

全体のグレードを合わして施工することが最重要ですよ！

私たちも、相見積もりの際に他社様の見積もりを拝見することはありますが下記にようなケースも多々見かけます。

外壁塗料　＝　20年（フッ素）

屋根塗料　＝　20年（フッ素）

付帯部塗料＝　8年（ウレタン）　　×

コーキング＝　15年（一般）　　　×

材料が変われば価格は下げれますが、10年・15年先を考えるとこの仕様では　あきません！

何度も言いますが、

• 外壁・屋根・コーキング・付帯部塗料は耐久性を合わす事！

今の、少しの違いが未来では大きな違いになってしまいますので皆様、是非参考にしてみてください。

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外壁塗装専門店　かがやき工房

宝塚店　ショールーム

宝塚市大吹町5-18

FD　0120‐690‐195

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